映画の撮影で用いられる特殊効果(スペシャル・エフェクト)のひとつに、マット・ショットがあります。マット・ショットとは、現実の風景やセットの一部を絵やコンピュータ・グラフィックスで置き換えて、全く違った風景にしてしまう技法です。フィルムを加工する技法や、完全にコンピュータで合成する技法、カメラのみで合成してしまう技法などがあります。
USJには、カメラのみで瞬時に合成して仮想世界を作り出す、スペシャル・エフェクト・マット・ショット撮影スポットが2ヶ所あります。場所はメルズ・ドライブインの向かい側、セントラル・パーク入り口付近と、ブルース・ブラザーズのステージ横です。
セントラル・パーク側では、ハリウッド・サインを背景に※1、ブルース・ブラザーズ・ステージ横では、ニューヨークの摩天楼を背景に撮影ができます。
このマット・ショット、一見書き割りと似ています。しかし、出来上がりは、書き割りよりも壮大なものが背景として写ります。かといって書き割りのような大きな絵ではありません。面白いですよ!
実際にパークで見るとわかりますが、固定レンズ(カメラ)を通して見える風景の一部を、キャンバスで隠して、そこへ周囲の風景と融合させながら、表現したい世界の絵を描いています。レンズの近くに絵を持ってくるために、背景を小さく描くことが可能となるわけです。
でも、このマット・ショット用の絵を間近で見ると 「なんだ?この絵は??」とつぶやいてしまうほど、美しくもなく、色合いも不鮮明です。しかし、カメラのレンズを通すと自然な写り具合となるように、全て計算ずくで描かれているのです。
ぜひ、このマット・ショットを背景に記念写真を撮ってみてくださいね!
そこには、パークでは見られなかった別世界が見事に写されていることでしょう!
ハリウッドの職人技にあらためて驚くこと間違いなしです!

何の変哲もない街並が →

幻想的な王宮の風景に!※

ニューヨークの摩天楼が出現したり!

ハリウッド・サインが現れたりします!※1
※パークにある解説用看板の写真です。「アンナと王様」(1999年: 20世紀フォックス)
※1: ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドの建設ならびに完成に伴い、残念ながらハリウッド・エリアのマット・ショット施設は廃止されました。
<< BGMへ戻る ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムへ進む >>
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの魅力
USJの魅力│バックロット│セットファサード│書き割り│BGM
スペシャル・エフェクト・マット・ショット│ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム
標識や看板│道路に目を向けてみると│こんなところにまでこだわっています
USJで出会えるクルマたち│番外編→ウラUSJ │HOMEへ戻る